1/22 マルコ福音書6章6b~13節 「各地に遣わされた弟子の働き」

 主イエスが弟子を二人組で遣わします。「汚れた霊に対する権能」。「汚れた霊」は、人にとりつく良くない力であり、「神さまの思いや願いに反抗するもの」で具体的には病気や心身の不調、時にそれに伴う対人、社会への適応不全。当時、理由が解らない病は「汚れた霊」にとりつかれたと表現されました。使徒はそのような力から解放する権利能力を与えられます。杖と履物、下着のみ持っていくのは、全く「何も持たない者」として、ただ、神の恵みにより生きる者として歩むため。当時、貧しさの故「持たない者」は珍しくありませんでした。受け容れない者や関わりたくない者とも当然出会います。それはそれであきらめることです。「ある家に入る」とは「我が家に来てほしい」と招かれた時の場合のことです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト福岡城西キリスト教会。福岡市城南区別府5-10-28にあります。大きな道路から少し上に登っていくのですが、その下の道路に美味しいうどん屋さんがありました。宮井牧師は、かつてC国で宣教師としてのお働きをされた方です。協力牧師の寺園牧師は、長らく九州大学、また西南学院大学で教授をされていた方であり、「バルト神学」で国内、国際的に大きな働きをされた方です。いわゆる「教会教義学」の大家であり、聖書神学の青野太潮先生との神学的バトルも見ごたえのあるものでした。私は「聖書神学」の方がすっきりと理解しやすく、教義学はあんまりなじめなかったです。別に寺園先生が悪いわけではありません。祈りの課題は以下です。①キリストの恵みに応える教会として歩むものに。②祈り祈られる教会の交わりが豊かにされるように。牧師・宮井 武憲、協力牧師・寺園 喜基、名誉牧師・安藤 榮雄

2022年01月19日