11/17 詩編41編 「共に主をほめたたえよう」

 この詩によって教えられることは、貧しく乏しい者、弱い者を思いやることが御心に叶ったことであるということ。更に神はそのような方であり、主の民はそれに習うのです。御心に叶わない者の歩みが5~10節に語られます。そして、主なる神が詩人を再び立ち直らせ(=復活)ることを願います。「見返す」という言葉は良いとは思いませんが、その心は私共も持つものです。この詩を新約から読むならば、ヨハネ福音書13章に主イエスに対するユダの裏切りは10節の詩人の言葉の成就であり、主イエス自身もその苦しみ、拒絶を深く味わったのです。14節の主への讃美は、「御前に立つことが赦された者達の感謝」として、会衆(教会)は共に主をほめたたえるのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 天草中央キリスト教会。熊本県天草郡苓北町富岡3708-1にあります。天草は歴史的にカトリック教会が多く、プロテスタント教会はこの地域では珍しいと思います。「殉教の地」で南牧師が、教会を建て、もう25年程になりましょうか。「切支丹迫害」の歴史を学びたい方は、まずこの南牧師を訪ねたらと思います。祈りの課題は以下です。①イエスさまの弟子を生み出す教会。②明確な新生体験を伴う聖徒となる。③いやしと解放と聖霊の一致の教会。牧師・南 圭生

2021年11月14日