11/11 詩編35編 「苦しみの中にあるあなたへ」

 長大な「救いを求める祈り」。旧約時代でも現在も様々な痛み、生き辛さ、悲しみを持っている人が多いのです。そのような方々がこの詩を読み、そして、詩編の言葉を自分の状況に置き替え、自分の言葉で改めてこの詩編を書き記してみてほしいと思います。この詩編にある「敵」を裁く言葉は強烈でもありますが、それ以上に、その人の苦しみは大きいのです。あなたの正しさ、誠実さ、私共はあなたの側に立ちたいと願います。18節の「優れた会衆、偉大な民の中」との言葉に違和感を覚え調べるとほとんどの訳は「大いなる会衆」や「大きな集い」であり、ニュアンスとしては「多くの人々の前でもおじけづくことなく感謝と讃美をささげる」ということです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 宮崎キリスト教会。宮崎市吉村町北町甲1405-15にあります。またこの教会を母体とする、幼保連携型認定こども園「みくに幼稚園」(学校法人)があります。「みくに」とは「神さまの国」、つまり、神さまの愛と恵みに満ちた世界、という意味です。私も宮崎県で暮らしていたこともあり、何度も訪れた教会です。先日テレビを見ていたら「宮崎県」は住民の幸福度が日本の中で大変高いとのこと。人も気候も温暖で、海も山もあるすてきなところですからね。たまには「台風」もやってきますが、それは、自然も人間も同じでしょうか。祈りの課題は以下です。①高齢者の方のために。②受浸者が与えられるように。③みくに幼稚園のために。 牧師・中條 信治、中條 邦子

2021年11月10日