8/17 哀歌5章6-22節 「『哀しみ』は今も続く」

「 哀歌」はへブル語の「エーカー」(ああ、悲しい)の言葉をもって始められ、五つの歌が入っています。エレミヤの書と言われますが、最近は時代を異にする三人の無名詩人の作とされます。国力拡大を目指して戦争に向かい敗北し、どれだけの痛みや苦しみを負うたのか、この歌は切々と悲しみ訴えます。21節で主への祈りがあり、でも22節では希望を失い、あきらめに陥る言葉が続きます。「どうしてこうなったのか」、でも、わかっているのです。勝利を夢見て戦争に加担した自らの過ちを。日本ではいまだ、戦争で殺された人々の遺骨は返らず、家族を自らの国家によって殺された悲しみがなお響きます。戦争を後悔する人々の声に耳を澄ませていきたいものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 新小岩バプテスト教会。東京都葛飾区新小岩4-11-10にあります。かつては附属幼稚園もありましたが、今はないようです。川口牧師ご夫妻は音楽がとても出来る方です。きっと豊かな讃美歌が教会でなされているでしょう。祈りの課題は以下です。①聖書に聞き従います。②キリストの弟子になります。③新小岩から全世界に伝道します。牧師・川口 義雄、音楽主事・川口 由子、宣教師・李 ヒソック

 

2021年08月15日