6/1 イザヤ書2章1-6節 「終わりの日まで希望を抱いて」

 「終わりの日」と出てきますが、聖書で「終わりの日」は単に「終末=完成の日」のみを意味するのではなく、「終わり」は「主にある希望の日」であり、その日を目指しつつ歩む「今」に焦点と課題があります。並行して考えるのは人間に地上の生の終わりがありますが、その「終わり」は決して否定的・悲観的ではありません。主によって与えられる「新しい命」を待望しつつ、なお、今の命を感謝と希望を持って歩むことへと招かれています。その期間の私共の歩みは「戦うことを学ばない」、つまり「共に喜び、平和に生きることを学ぶ」ことです。エルサレムから爆弾が打ち上げられることを主は願っておりません。なお4節はニューヨークの国連本部の国連広場にこの言葉が刻まれています。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 山梨バプテスト教会。山梨県甲府市朝日5-13-12にあります。一年ぶりに山梨教会を祈り、紹介できること嬉しいです。この教会の佐藤牧師は、見かけは体も大きくて、短髪、誰もが「あんまり近づいてはいけない人間、怖そう」と感じるのですが、実際は「のみの心臓」であり、すごく楽しい方です。所沢に来て、佐藤牧師が山梨に行く前に訪ねてくださり、私も山梨に2回行きました。佐藤牧師は本はたくさん持っておられ(読んでいるかどうかはわからない)、本棚を見ていたら「ファンタジー」の本がいくつかあったので「これ誰が読むの?」と聞いたら「私です」というので、あまりの不釣り合いに2~3時間は笑っていました。本棚の隣に「網走刑務所」の看板がありまして(網走での過去があったかもしれません)どちらかというと、「網走刑務所」の方がイメージしやすい方です。でも、いまや子どもなどにファンタジーの読み聞かせをされているのでしょうか?結構子どもはビビるのではないかと思います。本当に優しい方、連盟の東日本大震災現地担当者の働きをされていたこともあり、今でも毎年のように被災地を訪ねておられます。そして、甲府は「鶏料理」、特に「焼き鳥」「もつ煮」が美味しいところ。さらにどんな店にも山梨ワインが置いてあるのに感心しました。また甲府教会のすぐそばにある鉱泉など語りたいことはたくさんあります。3時間は佐藤牧師と山梨について語ることができます。預言者的の働きや、関西地方連合三人目の「浩」など奇異な話もあります。しばらく伺っていないのでコロナ後にはお訪ねさせていただきます。祈りの課題は以下です。①絵本の読み聞かせが用いられて子どもや若い人が礼拝につながり、全年齢層が集まる礼拝となるように。牧師・佐藤 浩

2021年05月30日