4/19 ダニエル書9章1-9節 「われらと祈る拡がり」

 ダニエル書を記したダニエルは南王国末期ヨアキム王の第3年に捕囚(捕虜・紀元前600年頃)としてバビロンに連行され、バビロンの地で主の言葉を求め伝え、帰還を祈る預言者です。彼がエレミヤ書を読んでいると25章11~14節参照)に捕囚とエルサレムの廃墟は70年であると知り、喜びと期待、悔い改めの心を持ち、人々のためにとりなしの祈りをします。「とりなし」とは「人と人の間に入って良き方向へと導くこと」です。この祈りの中には「わたしたち」とか「わたし」という言葉が何度も出てきます。この時、ダニエルは民を代表して祈るのであり、自分の祈りもただ「わたし」のみでなく「われら」として、世界の一人として責任を持ち祈りたいものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 大阪中央バプテスト教会。大阪市中央区島之内2-5-9にあります。日本で居住する韓国の方々が中心ですが、もちろん日本人もいます。牧師が3名、伝道師が3名という大きな教会です。祈りの課題は以下です。大阪中央教会(大阪府)。①起きて、光を放つ年。②暗闇の都市のため祈りと伝道養育。③奉仕を通して弟子とする光の共同体。牧師・威 光玉、葵 永尹、文 連子。伝道師:崔 美敬、内藤希代、渡辺 正

2021年04月17日