1/12 出エジプト記34章27-35節 「神の言葉を刻むモーセ」

 モーセがシナイ山で「十戒」が神の指で記された板を頂きましたが、山の麓で民が金の雄牛像を造り、礼拝する姿を怒り、板を砕いて人々に飲ませました。そのため、二度目は「十戒」をモーセは心込めて、石の板に一文字一文字を記したのです。その後、モーセの顔が輝いていたとあります。ミケランジェロが造ったモーセ像には「角」があります。これは彼が使った聖書に誤訳があり、「光が輝いていた」のを「角があった」と訳されたため。聖書を読むのはもちろんですが、私はよく聖書の言葉を手書きで写していました。割に最近まで、まず聖書を記し、そこに辞典や注解書の言葉を加えて説教の準備をしていました。時にはモーセのように、心込めて自ら記すと良いですよ。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 鳥飼バプテスト教会。福岡市中央区鳥飼1-6-17にあります。この教会も西南学院と縁が深く、教会の裏手にはかつての学生寮があり、教会の横には西南学院の幼稚園や保育園があります。私の娘たちはこの西南の保育園に通わせていただきました。この教会の前には川があり、ある時期になるとたくさんの鳥がやってきます。子どもを朝、保育園に送る時、パンなどを持っていって鳥に投げると鳥が上手にパンをくわえていくのが面白かった思い出です。これが「鳥飼」の名前の由来かも。また、鳥飼教会は私が神学生の時、一年間、奉仕神学生(当時はそう呼ばれていた)をしておりました。ずっと会堂建築のビジョンがありましたが、できたのかしら?祈りの課題は以下です。①バプテスマ者の成長と求道者の決心。②教会のミッション・ビジョンの作成。③み言葉と祈りと聖霊による前進。牧師・三田 照雄

2021年01月09日