12/31 詩編2編7-12節 「幸いな道を歩むために」

 詩編1編と2編は元々は続けられる同じ詩だと考えられます。「何と幸い」で導入、2編末で再び「何と幸い」で囲みます。「幸い」とは何?といつも考えますね。その基準がはっきりしていると、余計なことに心煩わすこともなくなりましょうが、日々、間違え、迷うような一年でもありました。「幸い」は1編にあるように「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ」こと。「口ずさむ」のは「ツィッター」みたい。他者の攻撃やうそを口ずさむのではなく、主の言葉を口ずさみたいものです。12節の「手に口づけせよ」は実は解釈が難しいところです。口語訳は「その足に口づけ」、新改訳は「御子に口づけ」、新共同訳は「子に口づけ」。「主に口づけ」が一番しっくりしますが、「足に口づけ」、つまり自らの汚れている部分に口づけする説も説得力があります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟引退教役者を覚えて。山下誠也氏(現在、埼玉県 川越教会会員)、横川澄夫氏(現在、宮崎県 高鍋教会<伝道所>員)

2020年12月31日