12/16 ミカ書5章1-3節 「大事な知らせなのに」

 預言者ミカは紀元前8世紀の南ユダでイザヤとほぼ同時代に預言活動しました。「預言」は神のメッセージを受け、人々に伝える役割ですが、時に政治を批判することもある厳しい働きです。「預言」の中には未来に関する「予言」の言葉も含まれます。この箇所は「メシア預言」であり、「エフラタ部族」というイスラエルの最小部族から生まれること。そして「ベツレヘム(「パンの家」の意)」はダビデ王の出生地であり、そこで「救い主」が生まれ、その方は永遠の昔からおられること(=神)が告げられます。東方の博士達、あるいはエルサレムで「王の誕生」を聞いた者はミカ書を拠り所としたのです、しかしそのニュースを聞いても何もしない人は主と出会わなかったのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 宇美キリスト教会。福岡県糟屋郡宇美町宇美6-1-3にあります。「宇美」は「うみ」と呼びます。前にも書きましたが、神学生の頃、夜の集会が終わって、車で送りましょうとなりました。そしたらその方が「うみ」なんです、と言いまして、福岡は海も近いし、北に行くのかなぁと思っていたら山の方に案内されるのです。山の方なのにうみか、と感心しました。福岡市は海も近いし、山もすぐそばで自然に親しみやすい場所です。牧場だって、水族館だって車に乗ればすぐに行けます。山を越えたら佐賀県なのですが、その途中にとても良い温泉がありました。さて、祈りの課題は以下です。①子どもたちが集まる教会になる。②奉仕者が与えられるように。③教会の交わりが豊かになるように。 牧師・渡邊 一雄

2020年12月12日