12/15 エゼキエル書34章1-10、23-31節 「真の牧者に耳を傾ける」

 イスラエルでは政治的宗教的指導者を「牧者」と言います。国や部族のリーダーで「王」とその体制等も当然「牧者」になります。悪しき王に対する告発もあり、真の王の姿も描かれます。この基準は現代の政治世界においても有効です。23節に「わが僕ダビデ」と出ますが、エゼキエルの時代、当然、ダビデ王は過去の人。ゆえに、ここは「来るべき真実の王(=つまり救い主)」のことです。ですからここに「メシア預言」がなされ、イエス・キリストの誕生につながるのです。そして主イエス自身もエゼキエル書を引用しておられ、真実の王と表現しています。「平和の契約」しかし、それは頑な人間により阻まれています。いくら素晴らしい王であれ、人々が聞き従わなければ実現しないのです。主は平和実現のために語り続けておられます。今日はU・Yさんのお誕生日おめでとうございます!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 篠栗キリスト教会。福岡県糟屋郡篠栗町篠栗4904-1にあります。「篠栗」は「ささぐり」と呼びます。わたしの名前と似ていたので、親近感を持っております。このあたりは寺社が多く、巡礼する方々がたくさんおられましたが、今は住宅地が増えておりまして、昔の風情はないかもしれません。この教会の伊藤牧師は西南学院大学神学部での同期生です。私が昔、「海外教会学校」というのに参加して、カルフォルニアに滞在しておりました。その時のアルバムを見たら、なんと、伊藤牧師が小学生か中学生で参加していたのにびっくりしました。伊藤牧師は関東の神学校を出た後に、西南に入られた方です。祈りの課題は以下です。①ガーデニング伝道が実るように。②創作讃美礼拝が実るように。③メッセージが会衆に届くように。牧師・伊藤 聡

2020年12月12日