11/4 詩編139編 「すべてを知り給う方」

 この詩編は「人間とは、神の現実に囲い込まれたものとの人間理解を反映し…祈りの古典でもある(メイズ)」と言われます。私も愛唱する詩編の一つです。どんな解説より、自らの口で味わうことが第一です。8節の「陰府」(よみ)は旧約で死者が行くとされた場所です。新約では「陰府」を主イエスは歩み、神の国、天国とされました。14節の「恐ろしい力」は訳が良くないですね。「その腕前は天下一品」等の訳(リビング・バイブル)はより自然かな。23節の「私を試し」は、たとえば、親が気分の悪そうな子どもを見て、その子の頭に手を置いて熱を調べたり、「どんあ感じ?」と質問をして、その状況を知るようなことです。心配し、悩みを知る時に、その心にも伴ってくださるのです。最後の言葉は私共の日々の祈りです。今日はK・Cさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 延岡キリスト教会。宮崎県延岡市中川原町4-5063-1にあります。九州の経済的中心は福岡で、福岡から一番遠いのが延岡です。電車でも車でも一番遠いのです。この町は旭化成の企業城下町でもあります。この地にある延岡教会。ぜひ覚えてください。祈りの課題は以下です。①新来者・求道者に仕える教会。②互いに祈り支え合う教会。③心身ともにいやされる教会。 牧師・松田 良明

2020年10月31日