8/1 使徒言行録7章1-29節 「殉教しない、させない社会」

 キリスト教会の誕生後、最初の殉教者になったステファノの説教です。ここでまず、ステファノを美化してはいけません。本来、主の弟子であったペトロ達が対立を生む構造に対して策を持てなかったことが問題であり、「信仰のために殺される」ことがない社会を創ることがステファノの死に対して責任を持つことであり、「殉教者」を出すことは人間と社会の敗北です。8月は国のため、国体を守るためにと殺された人々に深く思いを馳せる時です。戦争においては敵とされる人々より、自国民が多く殺されるのです。ステファノの説教は旧約の歴史を概観し、その歴史の上に主イエスが来られたことを語ります。同じ歴史の上に歩んできたことを共有したかったのです。今日はS・Lさん、D・Aさんのお誕生日おめでとうございます!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 市川大野キリスト教会。市川市南大野1-11-28にあります。この教会の前任牧師は、現在、当教会協力牧師であり、日本バプテスト連盟常務理事をつとめている中田牧師でした。近所に小学校もあり、中田牧師は小学校で「読み聞かせ」のボランティアをされておられ、とてもすごいと感謝しました。さすが玉川の教育出身です。何度か寄せてもらったり、会堂のうしろの親子室のようなところで泊めていただいたこともあります。市川って、とても遠く感じるのですが、武蔵野線では市川から連盟事務所のある南浦和をこえて、新秋津でおりて、西武線に乗り換えたら所沢なのです。市川から新秋津まで何分かかるんだろう。さて、市川大野教会はこのたび、富田愛世牧師が就任いたしました。「愛世」は聖書の登場人物の名前です。彼とは、むかし、大学生だったころ、東京バプテスト神学校の授業が板橋の常盤台教会で行われていて、私も受講しました。その時の先生は岩阪憲和先生。生徒は私と富田くんの二人だったのです。それで知り合いました。そのころ、今もそうかなー、お髭をはやし、ギターやドラムをたたくのが富田くんでした。富田牧師が北海道にいらっしゃる時、お訪ねしたことがあります。そしたら夕食のおかずに「ホッケ」という魚が出たのですが、私は「ほっけの開き」しか知らなかったのに、なんと!丸焼きで出てきたの。感動しました。ちなみに、そのとき、ほっけをだしてくれた富田牧師のお連れ合いは、私が日大時代に通っていたT教会で、青年会長をされておられた方です。東京バプテスト神学校にも通われ、教会教育のお働きをよくされています。つい最近からは日本バプテスト連盟の「教会教育室長」を非常勤でされています。お働き期待してます。だから、青年時代は、この会長のもと、今の中田牧師も私めも「会長さま、何でもいたします」とお仕えしていましたが、すみません、役立たずでした。富田ご夫妻についてはまだまだ語ることがたくさんあるのですが、またの機会に。祈りの課題は以下です。①コロナウイルス終息のため。②共に礼拝できる恵みに感謝。③主イエスを求め祈る群れとして。牧師・富田愛世

2020年07月31日